普及版 字通 「ひはい」の読み・字形・画数・意味 【皮】ひはい ふいご。〔周書、孝寛伝〕塹外に柴を積み、火を貯へ、人の地に伏して、に(い)ふるときは、(すなは)ち柴火を下し、皮を以て之れを吹く。吹氣一衝せば、咸(ことごと)くち爛(しやくらん)す。字通「皮」の項目を見る。 【秕】ひはい しいなと、ひえ。つまらぬもののたとえ。〔左伝、定十年〕犧象(ぎしやう)(礼の酒器)は門を出でず。嘉樂(かがく)は野合せず。(きやう)して(ことごと)く(そな)はるは、是れ禮をつるなり。(も)し其れはらずんば、秕を用ふるなり。字通「秕」の項目を見る。 【廃】ひはい 荒廃する。〔春明退朝録、中〕の曲江は、開元・天寶中、旁(かたは)らに殿宇り。安の亂の後、盡(ことごと)く廢せり。字通「」の項目を見る。 【粃】ひはい つまらぬもの。秕。字通「粃」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報