ヒュウム石(読み)ヒュウムせき(その他表記)humite

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒュウム石」の意味・わかりやすい解説

ヒュウム石
ヒュウムせき
humite

Mg7Si3O12(OH,F)2斜方晶系鉱物比重は 3.20~3.32,硬度6。黄色。接触変成作用を受けた石灰岩やドロマイト中に特徴的に産出する。広義には Mg(OH,F)2nMg2SiO4組成を有する一群のヒュウム石族鉱物をさす。 n=1 のものはノールベルグ石,n=2 のものはコンドロ石,n=3 のものは狭義のヒュウム石,n=4 のものは単斜ヒュウム石という。

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