ひょっくり(読み)ヒョックリ

精選版 日本国語大辞典 「ひょっくり」の意味・読み・例文・類語

ひょっくり

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙
    1. ひょっこり
      1. [初出の実例]「なかんづく梧桐椋の葉の落つる時 田舎の軒端烏ひょっくり」(出典:俳諧・桃青門弟独吟廿歌仙(1680))
    2. ひょっこり
      1. [初出の実例]「『今日は、お暖になりました。』と吉五郎は揉手を為ながら、ひょっくりと頭を下げた」(出典:新梅ごよみ(1901)〈永井荷風〉二)
  2. [ 2 ] 歌舞伎殺陣(たて)の型の一つ。あお向けに寝て、手をつかわないで飛び起きるもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む