ひょっこり(読み)ヒョッコリ

デジタル大辞泉 「ひょっこり」の意味・読み・例文・類語

ひょっこり

[副]思いがけなくそのことが起きるさま。「ひょっこり(と)現れる」「ひょっこり(と)思い出す」
[類語]偶然たまたまたまさかふいと唐突ふっとついついついついとつとひょっとひょいはた思わず思わず知らず思いがけずはしなくはしなくも図らず図らずも時ならずたちま卒然やぶから棒寝耳に水突然打ち付けぶっつけにわか出し抜け急遽きゅうきょ短兵急不意忽然俄然突如いきなり不意にふと矢庭に突発的発作的反射的青天の霹靂へきれき

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精選版 日本国語大辞典 「ひょっこり」の意味・読み・例文・類語

ひょっこり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 急に出現したり、出会ったりするなど思いがけなくその状況になるさまを表わす語。ひょっくら。ひょっくり。ひょくり。〔続無名抄(1680)〕
    1. [初出の実例]「彼はひょっこりと姿を現はして」(出典:異端者の悲しみ(1917)〈谷崎潤一郎〉二)
  3. 急に頭を下げるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「『先生ただいま』とひょっこり頭をさげた」(出典:銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前)

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