コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

殺陣 たて

6件 の用語解説(殺陣の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

殺陣
たて

歌舞伎の闘争演技の定型。形の美しさを重んじるため,舞踊化・リズム化された。幾種かの基本型を組合せて,立回りという闘争場面を構成する。その組合せを考え,俳優に教えるのが殺陣師 (たてし) である。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

さつ‐じん〔‐ヂン〕【殺陣】

映画・演劇などで、乱闘の場面。たちまわり。たて。

たて【殺陣】

演劇・映画などで、乱闘・捕り物・斬り合いなどの演技。たちまわり。「殺陣を習う」「殺陣師」

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

さつじん【殺陣】

映画・演劇などで、入り乱れての激しい斬り合いの場面。たて。立ち回り。

たて【殺陣】

演劇・映画で、斬り合いや捕り物の場面の立ち回りの演技。また、その演技を振り付けること。 「 -をつける」 「 -師」

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

殺陣
たて

演劇用語。喧嘩(けんか)、試合、捕物(とりもの)、殺人など、広く闘争の演技をいう。歌舞伎(かぶき)から出た語だが、「殺陣」の字をあてるのは歴史が浅く、本来は「タテ」「たて」と書き、また「立回(たちまわ)り」とよんだ。歌舞伎のタテは時代・お家・世話の三大種別のほか、だんまりと舞踊劇中で演じる所作ダテなどに分けられるが、すべて様式化された動きを音楽にのって美しく見せることが多く、動きの基礎には「とんぼ」(宙返り)をはじめ数々の型があり、型の組合せによって200種に及ぶ形式が構成されている。タテを考案する専門家を立(タテ)師といい、現代では坂東八重之助(ばんどうやえのすけ)(1909―87)が有名。なお、近年の剣劇をはじめとする各種演劇、映画、テレビなどでは、俗にチャンバラといわれる写実的なタテが多いが、これらにも専門の殺陣師を設ける場合が多い。[松井俊諭]
『郡司正勝・坂東八重之助編『歌舞伎のタテ』(1984・講談社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の殺陣の言及

【立回り】より

…演技用語。タテともいい,〈殺陣〉を当て字する用例は歴史が新しい。劇中,捕物や殺し場などで演ずる太刀打や争闘技をいう。…

※「殺陣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

殺陣の関連情報