ビカー高地(読み)ビカーこうち(その他表記)al-Biqā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビカー高地」の意味・わかりやすい解説

ビカー高地
ビカーこうち
al-Biqā

レバノン中部,レバノン山脈アンティレバノン山脈の間を北東から南西へ約 120kmの長さに延びる,幅広い高原状の渓谷。北に向ってオロンテス川,南に向ってリーターニー川が流れている。肥沃な地域で,ビカー県の大部分中核をなし,レバノンの全可耕地のほぼ半分を占めているが,降水に恵まれず,気候もきびしいので,海岸平野ほど集約的に耕作されていない。主要農産物は穀物,果物,野菜である。都市はバールベックザハレ,リーヤーク,シュトーラなどがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む