日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビジャーヤ」の意味・わかりやすい解説 ビジャーヤびじゃーやBéjaïa 北アフリカ、アルジェリアの地中海沿岸にある港湾・工業都市。ビジャーヤ県の県都。人口14万7076(1998)、55万9981(2008センサス)。古い港町で、旧称のブージーBougieはフランス語で「ろうそく」を意味し、かつてはカビリア地方でつくられる蜜蝋(みつろう)の輸出港であった。現在はこの国有数の石油輸出港で、サハラ砂漠のハッシ・メサウド油田と660キロメートルのパイプラインで結ばれている。石油精製、建材、木材加工などの工業がある。鉄道と空路で首都アルジェと結ばれる。[藤井宏志][参照項目] | ハッシ・メサウド 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例