デジタル大辞泉 の解説 ビジュアル‐マーチャンダイジング(visual merchandising) 商品の視覚的印象を重視する販売方法。商品のデザインやカラー、店頭広告など視覚に訴える要素を統一的に演出し、消費者の購買意欲を高めようとすること。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵 の解説 ビジュアル・マーチャンダイジング ストア・コンセプトや売場の統一コンセプトに基づき、品揃えや店舗デザイン、プロモーション、陳列方法などを連動させることによって、商品の特徴を視覚的に演出していくマーチャンダイジングの手法。単に商品陳列の視角効果を狙ったビジュアル・プレゼンテーションよりも幅広い内容と活動を含む。最初は百貨店のアパレル売場で普及したが、他業界でも採用する動きがみられる。例えば、ある時計メーカーは女性用カジュアルウオッチの販売に当たり、それまで機能別に展示していたのを6種類の色別に分類して専用什器に並べて展示するというVMDを採用、洋服などとコーディネートしやすくして効果を上げている。VMDの効果を上げるためには、商品の欠品を最小化するような商品調達が重要。 (懸田豊 青山学院大学教授 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
百科事典マイペディア の解説 ビジュアル・マーチャンダイジング 消費者の視覚に訴える商品政策。店舗デザイン,商品の企画・仕入・陳列,宣伝,販売に独自のストーリー性をもたせ,その総合的演出効果を狙う。消費者ニーズの個性化・多様化にともない,今後さらに重要となる商品政策である。今日,このような商品政策を最も積極的に採用しているのはアパレル業界であり,例えば,洋服とともに靴,バッグ,イアリングからデート相手の男性の洋服まで品揃え・陳列する場合もある。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報