ビッグ・トレイル

デジタル大辞泉プラス 「ビッグ・トレイル」の解説

ビッグ・トレイル

1930年製作のアメリカ映画原題《The Big Trail》。ジョン・ウェインのデビュー作となる西部劇監督:ラオール・ウォルシュ、共演:マーガレット・チャーチル、エル・ブレンデル、タリー・マーシャルほか。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のビッグ・トレイルの言及

【ウォルシュ】より

…J.フォード,E.vonシュトロハイムらと同じように,〈アメリカ映画の父〉D.W.グリフィスに最初は俳優として,次いで助監督として映画を学んだ。ダグラス・フェアバンクス主演の《バグダッドの盗賊》(1924)で一躍,第一級の監督として認められ,トーキー初期には当時まだスタントマンにしかすぎなかったジョン・ウェインを主演に抜擢(ばつてき)し,史上初の70ミリによる西部劇《ビッグ・トレイル》(1930)といった大作を撮った。戦争映画(《戦場を駈ける男》1942,《愛欲と戦場》1955,《裸者と死者》1958,等々),西部劇(《高原児》1947,《賭博の町》1948,《決闘!1対3》1952,等々),その他ギャング映画,コメディ,ミュージカル,メロドラマ,さらに海洋活劇(《男の魂》1935,《艦長ホレーショ》1951,等々),古代史劇(《漂泊(さすら)ひ人》1925,《ペルシャ大王》1960,等々)に至るあらゆるジャンルを手がけ,〈何でも撮る〉監督として製作会社からは便利がられながらも批評家たちからは軽視されがちであったが,1930年代中期から50年代に充実した仕事を残す。…

※「ビッグ・トレイル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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