ジョンウェイン（読み）じょんうぇいん

20世紀西洋人名事典

ジョン ウェイン
John Wayne

1907.5.26 - 1976.6.11
米国の男優。
アイオワ州ウィンターセット生まれ。
本名マリオン・マイケル・モリソン。
大学在学中に学生劇に出演、デビューはR.ウォルシュ監督「ビッグ・トレイル」(1930年)で、その後B級西部劇に主演したがJ.フォード監督の「駅馬車」で一躍スターとなる。「赤い河」(’48年)、「黄色いリボン」(’49年)、「ハタリ」(’62年)、等の代表作があり、「アラモ」(’60年)、「グリーン・ベレー」(’68年)では監督を兼ねる。「勇気ある追跡」(’69年)でアカデミー主演男優賞受賞、癌で死ぬまで西部劇に出演し続ける。「アメリカの巨人」と呼ばれ、力と理想のシンボルで、ハリウッド最後のスーパースターである。国民栄誉賞が贈られる。

出典　日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」（1995年刊）

367日誕生日大事典

ジョン ウェイン

生年月日:1925年3月14日
イギリスの小説家,評論家
1994年没

ジョン ウェイン

生年月日:1907年5月26日
アメリカの俳優
1979年没

出典　日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」

世界大百科事典（旧版）内のジョンウェインの言及

【ウェイン】より

…雑用係，スタントマンなどからJ.フォード監督の映画のエキストラとしてハリウッド入りした。1930年，フォードの推薦でR.ウォルシュ監督の西部劇《ビッグ･トレイル》の主役に抜擢（ばつてき）されるが(ジョン･ウェインの名まえはそのときにウォルシュからつけてもらった)，その後31‐38年に58本に及ぶ〈早撮り西部劇(クイッキー･ウェスタン)〉と呼ばれるB級映画に主演。39年，フォード監督の名作西部劇《駅馬車》で一躍スターの座に上った。…

※「ジョンウェイン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」