ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビディシャ」の意味・わかりやすい解説 ビディシャVidisha 古称ビールサ Bhīlsa。インド中部,マディヤプラデーシュ州中西部の古都。ビンディア山脈北西麓,ボパール北東約 35kmに位置し,ベトワ川にのぞむ。マガダ王国,アーンドラ王国,コーサラ王国など,古代インドの主要地域を結ぶ交通路にあたったため,周辺には多数のヒンドゥー教,仏教,ジャイナ教の遺跡が残る。前2世紀にはシュンガ朝の王都であったといわれる。ジャイナ教第 10代の祖シタルナート,アショーカ王の妃デビの生地。米,タバコなどの集散地。人口9万 2917 (1991) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by