普及版 字通 の解説
8画
(異体字)
26画
[字訓] あらう・きよめる
[説文解字]
[甲骨文]
[金文]
[字形] 形声
声符は未(び)。〔説文〕十一上に「面を洒(あら)ふなり」とあり、古文としての字形をあげる。は両手で顔を洗う形。卜文・金文にがあり、は盥盤(かんばん)(たらい)で頭髪を洗う形での初文。その象形の字。はその省略形とみてよく、は形声の字。金文のは「壽(びじゆ)」のように用いて、のちの「眉壽」にあたり、眉に借用する。神酒を以て身を清めることを(きん)といい、(ゆう)(酒)に従う。も神事のときに身を洗い清めたのであろう。
[訓義]
1. あらう、かおをあらう。
2. きよめる。
[熟語]
血▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報