びりっこ(読み)ビリッコ

デジタル大辞泉 「びりっこ」の意味・読み・例文・類語

びりっ‐こ

びり1」に同じ。
名札の―にかかってることも」〈中勘助銀の匙

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「びりっこ」の意味・読み・例文・類語

びりっ‐こ

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「こ」は接尾語 ) いちばんあと。よいものから順序をつけた場合の最後。最下等。びり。びりっこけ
    1. [初出の実例]「名札のびりっこにかかってゐることも」(出典:銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前)
  3. 女の子ども。娘。
    1. [初出の実例]「びりっ子が有てつん出すひざかしら」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一一(1761)八月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android