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銀の匙 ギンノサジ

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デジタル大辞泉の解説

ぎんのさじ【銀の匙】

中勘助(なかかんすけ)の小説。前編は大正2年(1913)、後編は大正4年(1915)発表。作者の幼少年時に取材した自伝的作品で、正義と自由と美にあこがれる少年の世界を繊細に描く。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

銀の匙

幕別町出身の漫画家、荒川弘(ひろむ)さんのヒット作。十勝の農業高校モデルの架空の「大蝦夷農業高校」に札幌から進学した主人公が、酪農経験などを通して成長していく青春物語コミックの発行部数は1千万部を突破。テレビアニメが放映され、実写映画化も進んでいる。

(2013-09-13 朝日新聞 朝刊 2道)

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大辞林 第三版の解説

ぎんのさじ【銀の匙】

長編小説。中勘助作。前編は1913年(大正2)、後編は「つむじまがり」として15年「東京朝日新聞」連載。自己の幼少年時代に取材し、美への憧憬、正義と愛を求める少年の内面世界を優雅繊細に描く。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

銀の匙
ぎんのさじ

中勘助(なかかんすけ)の長編小説。前編は1913年(大正2)4~6月、後編は15年4~6月に『東京朝日新聞』に連載。脱俗孤高の文学者として知られる彼の幼少年期を浮き彫りにした自伝小説で、夏目漱石(そうせき)はこれを子供の世界の描写として未曽有(みぞう)のものであると激賞した。この作品の底には、生きる苦悩を知り始めた少年の正義と自由と美に憧(あこが)れるせつない思いが込められている。この深い思いのなかに、その後の思想的道徳的発展と時流に染まぬ彼の文学の謎(なぞ)が秘められている。[渡辺外喜三郎]
『『銀の匙』(岩波文庫)』

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