ビンディン省(読み)ビンディン(その他表記)Binh Dinh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビンディン省」の意味・わかりやすい解説

ビンディン〔省〕
ビンディン
Binh Dinh

ベトナム中部の省。省都クイニョン。東は南シナ海に面し,狭い海岸平野とアンナン山脈東斜面から成る。海岸平野,コン川などの河谷ではイネニッケイココヤシなどが栽培され,沿岸では製塩が行われる。 18世紀末の大規模な農民一揆,タイソン党の乱はこの地方から起った。沿岸部をハノイホーチミン市を結ぶ幹線道路鉄道が通る。面積 6076km2人口 129万 5000 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android