ピクロメライト

最新 地学事典 「ピクロメライト」の解説

ピクロメライト

picromerite

化学組成K2Mg(SO4)2・6H2Oの鉱物。硫酸苦土カリ石とも。単斜晶系,空間群P21/a,格子定数a0.9064nm, b1.2256, c0.6113,β104.8°,単位格子中2分子含む。短柱状結晶,ふつうは他の塩類の上に塊ないし皮殻状をなす。無~白色,不純物を含んで黄ないし赤味を帯びる。透明,ガラス光沢。水に可溶。劈開{201}に完全。硬度2.5, 比重2.03。薄片では無色,屈折率α1.461, β1.463, γ1.476, 2V(+)48°,光分散r>v弱。塩類鉱床に瀉利塩(エプソマイト)などに伴う。ベスビオ火山の噴気孔に昇華物としても産する。名称はマグネシウムを含んで苦いので,ギリシア語の「苦い部分」(pikros meros)に由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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