ピナキオライト

最新 地学事典 「ピナキオライト」の解説

ピナキオライト

pinakiolite

化学組成(Mg, Mn2+2Mn3+(BO3)O2鉱物。単斜晶系,空間群C2/m,格子定数a2.1745nm, b0.5994, c0.5334, β95.63°,単位格子中8分子含む。三角薄板状結晶,まれに短柱状結晶,{011}に双晶が普通。黒色,不透明で,金属光沢。条痕は褐灰色。劈開{010}に良好,きわめてもろい。硬度6,比重3.88。薄片では濃赤褐~黒~橙色,多色性著しい。屈折率α1.908, β2.05, γ2.065, 2V(-)32°,光分散vr中。フレッドリクソナイト(fredrikssonite),オルソピナキオライト,竹内石とは多形をなす。スウェーデンのLångbanの変成マンガン鉱床の苦灰岩中に,ハウスマン鉱,マンガンに富む黒雲母などに伴う。名称は,結晶外形の特徴からギリシア語の「小さい薄板」(pinakilon)に由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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