最新 地学事典 「オルソピナキオライト」の解説
オルソピナキオライト
orthopinakiolite
化学組成(Mg,Mn2+)2Mn3+BO5の鉱物。直方晶系,空間群Pnnm,格子定数a1.8357nm,b1.2591,c0.6068,単位格子中16分子含む。薄板状結晶,まれに短柱状結晶。黒色,不透明,金属光沢。条痕は褐灰色。劈開{010}に良好,きわめてもろい。硬度6,比重4.03。光学性不明。フレッドリクソナイト(fredrikssonite)・ピナキオライト・竹内石とは多形をなす。スウェーデンのLångbanの変成マンガン鉱床の苦灰岩中に,ハウスマン鉱・マンガンに富む黒雲母などに伴って産する。名称はピナキオライトの直方型の意。
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

