ピパード方程式(その他表記)Pippard equation

法則の辞典 「ピパード方程式」の解説

ピパード方程式【Pippard equation】

超伝導体においては,磁場の進入強度が不純物濃度によって変化するが,この現象の説明のためにピパード(B. Pippard)によって導入された方程式

超伝導体の,点 r における電流密度jr),ベクトルポテンシャルAr) としたとき

のような式で,Rrr′,c光速,Λ はロンドン方程式*に現れる物質定数,ξ はコヒーレンス長さで,電子の平均自由行程にほぼ比例する.なお ξ0 は純粋な試料におけるコヒーレンス長さである.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む