ピョンヤン準平原(読み)ピョンヤンじゅんへいげん(その他表記)P'yǒngyang chunpy'ǒngwon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ピョンヤン準平原」の意味・わかりやすい解説

ピョンヤン(平壌)準平原
ピョンヤンじゅんへいげん
P'yǒngyang chunpy'ǒngwon

アクラン (楽浪) 準平原ともいう。北朝鮮の南西部にある準平原。面積は約 500km2で,朝鮮半島で最大。ピョンヤン市からファンヘプク (黄海北) 道のファンジュ (黄州) 郡,サリウォン (沙里院) 市にかけて広がる。石灰岩が浸食された老年期地形で,テラロッサ残留標高 20~50m。テドン (大同) 江と支流のチェリョン (載寧) 江の流域。年降水量は 1000mm以下であるが,灌漑施設が整い,イネ,ムギ類,果樹の栽培が盛ん。石灰石を産する。

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