ファットバイク(読み)ふぁっとばいく(その他表記)FAT BIKE

知恵蔵mini 「ファットバイク」の解説

ファットバイク

通常より幅の広いタイヤを備えたマウンテンバイク総称。タイヤの幅は、普通のマウンテンバイクの倍以上、3.7インチ(約10センチ)~5インチ(約13センチ)となっている。タイヤの空気圧は0.5気圧以下と通常よりはるかに低くすることができるため接地面積がより広がり、雪や泥、砂などの悪路を容易に走行することができる。空気圧を高めれば、通常路面も快適に走行できる。かねてよりアラスカなどの寒冷地に住む人が自作の極太タイヤの自転車を用いていたが、2004年に米国の自転車ブランド「サーリー」が初めて量産を開始した。以降、世界的に人気が高まり、14年の市場規模は世界で5万台と予想されている。

(2015-1-29)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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