現代外国人名録2016 「ファティフテリム」の解説
ファティフ テリム
Fatih Terim
- 職業・肩書
- サッカー指導者 元サッカー・トルコ代表監督
- 国籍
- トルコ
- 生年月日
- 1953年9月4日
- 出身地
- アナダ
- 経歴
- トルコのデミルスポルを経て、名門ガラタサライで12年間プレーし、2度のリーグ優勝、カップ戦優勝を経験。トルコ代表として71試合に出場、キャプテンも務めた。引退後は指導者となり、1987〜89年トルコのアンカラギュジュ、’89〜90年ギョツテペの監督を経て、’93年トルコ代表監督に就任。’96年のUEFA欧州選手権(EURO’96)で、大会初出場のトルコを率いて無得点・全敗に終わるが、魅力的なサッカーでその存在をアピールした。同年古巣ガラタサライ監督に就任。攻撃的サッカーをチームに浸透させ、4季連続リーグ優勝を達成、’99年〜2000年UEFAカップ優勝などの成果を残す。2000年イタリア・セリエAのフィオレンティーナ監督に就任するが、会長のビットリオ・チェッキゴーリと戦法をめぐって対立し、シーズン途中で辞任。2001年ACミラン監督。2002〜2004年再びガラタサライ監督を経て、2005年2度目のトルコ代表監督に就任。2008年UEFA欧州選手権(EURO2008)では同国最高のベスト4に導いた。2009年W杯南アフリカ大会予選突破がならず、退任。2011年3度目のガラタサライ監督となり、2012〜2013年シーズン、6度目のリーグ優勝を果たす。2013年8月兼任で3度目のトルコ代表監督となるが、9月ガラタサライ監督を解任される。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報