20世紀西洋人名事典 「フィニアスニューボーン」の解説
フィニアス(Jr.) ニューボーン
Jr. Phiness Newborn
1931.12.14 -
米国のジャズピアノ奏者。
テネシー州ホワイトビル生まれ。
州立テネシー大学で学び、1940年代後半から父フィニアス・シニアのR&Bバンドで弟カルビンと演奏活動。兵役などを経て、除隊後はカルテットを結成して1956年ニューヨークに進出、さらにロサンゼルスに移り、自己のトリオで会心作を次々と録音する。’60年代には神経障害のため入退院を繰り返し、音楽活動は休止状態となるが、’75年「ソロ・ピアノ」でカムバック、来日も実現。’80年のモントリオール・ジャズ祭出演後、再び引退状態となるが、のちコンサート出演のほか、88年新作を発表した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報