精選版 日本国語大辞典 「ふいふい」の意味・読み・例文・類語 ふい‐ふい 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )① 思いがけなく、次々に動いたり、見え隠れしたりするさまを表わす語。[初出の実例]「ふいふいと目のちる野路やまんじゅ沙花〈瓜流〉」(出典:俳諧・俳諧新選(1773)三)② 格別意図しないこと、偶然のことが度重なるさまを表わす語。たまたま。[初出の実例]「ふいふいと出るのを伯父に母はいい」(出典:雑俳・柳多留‐二三(1789)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例