フィラハ(その他表記)Villach

改訂新版 世界大百科事典 「フィラハ」の意味・わかりやすい解説

フィラハ
Villach

オーストリア南部,ケルンテン州の小都市。ドラウ川のほとりに位置し,フィラハ平野の中心。人口5万7497(2001)。ラジウム泉のある保養地で,冬季スポーツのメッカ建材家具化学,機械などの工業が立地している。10世紀にドイツ国王領,11世紀初めバンベルク司教領となり,1240年に市に昇格。13~16世紀に,ベネチアの隆盛や南ドイツの鉱山業,製鉄業にともなって繁栄した。1759年売却によってオーストリアに編入される。1863-64年鉄道開通とともに再び国際交通路の要地となった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 木村

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む