フィリピン弧(読み)フィリピンこ

最新 地学事典 「フィリピン弧」の解説

フィリピンこ
フィリピン弧

Philippine arc

フィリピン海溝西方の島弧。島弧には深発地震帯,島弧東斜面には深海平坦面,海溝には重力負異常がある。何列かの弧に分けられ,東のSamar島・Luzon島北東部は外弧,Luzon島の大部分およびフィリピンの多くの島は火山内弧に相当し,変動の多い地域。その西はLuzon島西部・Panay島の新生界盆地群,さらに西にMindoro島・Palawan島の安定地塊になる。地質構造上は東インド諸島と似ており,インドネシア弧とともにスンダ安定地塊を取り巻く島弧・海溝の一部をなす。北は台湾とBashi海峡で境され,海溝もその東方では不明瞭となる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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