最新 地学事典 の解説
いずおがさわらマリアナこ
伊豆-小笠原-マリアナ弧
Izu-Ogasawara-Mariana arc,Izu-Bonin-Mariana arc
伊豆半島から南方へ約2,800km続く海洋島弧。太平洋プレートが伊豆小笠原海溝およびマリアナ海溝からフィリピン海プレートに沈み込むことによって形成され,沈み込み帯の火山(海洋島,海底火山)が連続する。約5千万年間の火山活動で島弧地殻が形成された。伊豆半島を含む北端は本州に衝突して,衝突帯では沈み込む中部地殻が融解し,丹沢・甲府花崗岩体として地表に出現している可能性がある。南端の島弧火山はトレイシー海底火山で,グアムの北西30kmに位置する。伊豆─ボニン─マリアナ弧(IBM弧)とも称される。参考文献:Y. Tamura et al. (2010) J. Petrol., Vol. 51:823
執筆者:田村 芳彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

