フェイドン(読み)ふぇいどん(その他表記)Pheidon

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フェイドン」の意味・わかりやすい解説

フェイドン
ふぇいどん
Pheidon

生没年不詳。古代ギリシア、アルゴスの王。アルゴスの王政を僭主(せんしゅ)政に変更したという。彼の盛時は、異伝もあるが紀元前670年ごろとされる。オリンピア競技をピサと共催し、重装歩兵制を積極的に取り入れてスパルタ軍をヒシアイで破ったのも彼と考えられる。度量衡を制定し、ギリシアで最初の貨幣を発行し、経済面でも重要な業績を残した。コリントのキプセロスの僭主政樹立の試みを支援中に没したという。

[古山正人]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フェイドン」の意味・わかりやすい解説

フェイドン
Pheidōn

おそらく前7世紀前半に活躍した古代ギリシア,アルゴスの王。オリュンピアを奪い,ペロポネソスの北東部を統一し,アルゴスをペロポネソスの重要な勢力とした。ペロポネソス人のために度量衡を制定し,アテネでもソロンの改革まで使われた。またギリシア最初の貨幣を鋳造したともいわれるが,これは時代的に正しくない。

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