発振パルス幅が数十フェムト秒のレーザー.固体レーザーでは,Tiをドープしたサファイアをレーザー媒質とするチタンサファイアレーザーが広く用いられている.中心波長780 nm の近赤外領域では最短で5フェムト秒以下のパルスが得られている.数十フェムト秒のレーザー光を用いれば,分子や結晶内部の原子を,分子や原子が運動する周期よりも速く励起させることができる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...