フェリコピアポ石(読み)フェリコピアポせき

最新 地学事典 「フェリコピアポ石」の解説

フェリコピアポせき
フェリコピアポ石

ferricopiapite

化学組成・の鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.7394nm, b1.836, c0.7324, α93.8°, β102.2°, γ98.9°, 単位格子中1分子含む。黄色,真珠光沢。b軸に扁平な板状をなす。硬度は加藤昭によれば2.5。劈開{010}に完全。比重2.1。硫化鉄鉱床の酸化帯に産するほか,黄鉄鉱を含む堆積岩の風化の最終産物の一つとして乾燥気候地域によくみられる。また冷泉水からの沈殿物として生成されることもある。理想化学組成式の先頭の( )内はふつう2価の金属イオンで占められるが,ここが3価の鉄イオンしか含まないコピアポ石ということで命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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