最新 地学事典 の解説
フェーズ・レイヤーリング
phase layering
苦鉄質~超苦鉄質層状貫入岩体にみられる層状構造の一つ。マグマの結晶作用に伴ってキュムラス(cumulus)鉱物が急に出現または消失することによって示される成層構造。H.H.Hess(1960)命名。例えばStillwater複合岩体では,かんらん石は超苦鉄質岩帯と斜長岩帯に,オージャイトは下部斑れい岩体以上に,斜長石はノーライト帯以上に出現する。もっと細かい単位で,リズミック・レーアリングの1ユニット中にフェーズ・レーアリングがみられる場合も多い。参考文献:H.H.Hess(1960) Mem. Geol. Soc.Am.,Vol.80
執筆者:端山 好和・牧本 博
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

