山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説
フサイン〔ヒジャーズ王〕(フサイン)
Ḥusayn b.‘Alī
1853頃~1931(在位1916~24)
アラブ独立運動の指導者。ハーシム家出身。メッカ知事だったが,イギリスから独立の言質を得(フサイン‐マクマホン書簡),第一次世界大戦中アラブの反乱の指導者となる。1916年ヒジャーズ王を宣言したが,25年サウード家のアブドゥルアジーズに敗れて亡命。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報