ふさぶさしい(読み)フサブサシイ

デジタル大辞泉 「ふさぶさしい」の意味・読み・例文・類語

ふさぶさ‐し・い

[形]近世語
大げさである。仰々しい
「ちっと―・いが百千万と書いてくだんせ」〈咄・鹿の子餅
図太い。厚かましい。
うぬが自由にさせるものか、―・い」〈人・辰巳園・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「ふさぶさしい」の意味・読み・例文・類語

ふさぶさ‐し・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 ( 「ふさふさしい」とも )
  2. 大げさである。仰々しい。
    1. [初出の実例]「ほれたとは・ふさふさしくていいにくひ」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一三(1763)天二)
  3. ふてぶてしい。図々しい。あつかましい。図太い。横着である。
    1. [初出の実例]「仕事司、弁当をこしに付、弐人つれにて花見に行き、なんた、ふさふさしい」(出典:咄本・座笑産(1773)花見)

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