山川 世界史小辞典 改訂新版 「フスラウ2世」の解説
フスラウ2世(フスラウにせい)
Khusraw Ⅱ[ペルシア],Khosro Ⅱ[英]
?~628(在位591~628)
ホスロー2世ともいう。サーサーン朝末期に王朝の最大版図を実現した王。ビザンツ帝国領に進攻し,短期間ながらシリア,エジプトを占領したことにより「パルウェーズ(勝利の)」と諡(おくりな)された。シーリーンとの恋物語はニーザーミーの叙事詩で有名。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報