普及版 字通 の解説
15画
[字訓] うつむく
[説文解字]
[字形] 形声
声符は兆(ちょう)。字はまた俛に作り、(免)(べん)声。に俛(ふ)の声がある。〔説文〕九上に「頭を低(た)るるなり」とし、「頁(けつ)との省とに從ふ。太の卜書、仰(ふぎやう)の字は此(かく)の如くす。揚雄曰く、人面の(うつむ)くなりと。俛、或いは人に從ふ」とする。なお俯も声義同じ、四体の字がある。
[訓義]
1. うつむく、ふす。
2. (ちよう)と通じ、みる、みまもる。
[熟語]
仰▶・視▶・首▶・聴▶・▶・領▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報