フランケ鉱(読み)フランケこう

最新 地学事典 「フランケ鉱」の解説

フランケこう
フランケ鉱

franckeite

独立鉱物種ではなく,ポトシ鉱インカ鉱系列を意味することが多いとされていたが,最近はPb21.7Sn9.3Fe4.0Sb8.1S56.9という化学組成をもつ有効種となっている。S=14としてという近似的な組成式も与えられている。三斜晶系,空間群,格子定数a4.69nm, b0.582, c1.73, α90°,β94.66,γ90,単位格子中8分子含む。鉛灰~鉄黒色,金属光沢,針状~柱状結晶集合体。劈開1方向に完全,硬度2.5~3,比重約5.9。鉱脈鉱床・スカルン鉱床から,円柱錫鉱・ティール鉱・黄錫鉱・毛鉱・錫石・方解石などとともに産出。ポトシ鉱はSn2+に乏しいフランケ鉱とされた。同じくインカ鉱もフランケ鉱と同じということで抹消された。鉱山技師C.FranckeとE. Franckeにちなみ命名参考文献M.Shimizu et al.(1992) Min. Petr.,Vol.46

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む