フランツ・クサーファークレッツ(その他表記)Franz Xaver Kroetz

現代外国人名録2016 の解説

フランツ・クサーファー クレッツ
Franz Xaver Kroetz

職業・肩書
劇作家,演出家,俳優

国籍
ドイツ

生年月日
1946年2月25日

出生地
ミュンヘン

経歴
俳優学校を卒業後、ファスビンダーらとミュンヘンで“反劇場”を設立。俳優として活動を始めるが、1970年代に、バイエルン方言と民衆劇の伝統を逆手にとった斬新な社会劇「内職」「ミセの血」「けものみち」などを書いて一世を風靡、“ブレヒトの後、世界的に最も成功したドイツ人作家”となる。以降、時代の変遷とともに世相を鋭く抉る衝撃作を発表し続け、世界40ケ国以上で上演される。他の代表作に2部作「酪農農場」(’72年)「お化け列車」(’75年)、3部作「上部オーストリア」(’72年)「巣」(’75年)「人間マイアー」(’78年)、「中途半端」(’81年)、「ドイツ連邦共和国の恐怖と希望」(’84年)、「農民は死滅する」(’85年)、「クリスマスの死」(’86年)、「私が国民だ」(’95年)、「衝動―三幕の民衆劇(Der Drang)」などがある。’72年に共産党(DKP)に入党したが、’80年に脱退

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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