逆手(読み)ギャクテ

デジタル大辞泉の解説

ぎゃく‐て【逆手】

柔道などで、相手の腕の関節を逆に曲げる技。逆。→関節技
相撲で、禁じ手のこと。
相手の攻撃をそらし、逆にそれを利用して攻め返すこと。また、ある状況などに対して、ふつう予想されるのとは反対の方法で応じること。さかて。「不利な条件を逆手に取る」
物の持ち方や握り方が普通とは逆であること。さかて。⇔順手

さか‐て【逆手】

《普通とはにした手の使い方の意》

㋐刃物の柄を、親指が柄の端、小指が刃の方になるように握ること。切腹するときの短刀の持ち方。
㋑器械体操で、鉄棒などを、手のひらを手前に向けて下から握る握り方。⇔順手
相手の攻撃を利用して、逆にやり返すこと。ぎゃくて。「発言を逆手にとってやりこめる」
逆手投げ」の略。
上代、人をのろうときや凶事に際して打ったという手の打ち方。詳細は未詳。天(あま)の逆手。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ぎゃくて【逆手】

腕の関節が逆の方向に曲げられること。また、その手。 「 -をとる」
相手の反論・攻撃などを逆に利用してやり返すこと。さかて。 「相手の論法を-に取る」
普通の持ち方とは向きを逆に持つこと。

さかて【逆手】

普通の持ち方とは向きを逆に持つこと。 ⇔ 順手
ぎゃくて(逆手)」に同じ。 「相手の主張を-に取る」
あまの逆手」に同じ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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