フランドル伯の城(読み)フランドルはくのしろ

世界の観光地名がわかる事典 「フランドル伯の城」の解説

フランドルはくのしろ【フランドル伯の城】

ベルギー北西部、オーストフランデレン州の州都ヘントの中心部にある古城。首都ブリュッセルの西約50km、列車で約40分ほどのヘント駅で下車し、トラムで約10分の場所にある。もともとは848年ごろにボードワン伯爵がバイキングの来襲に備えて建てた城塞があったが、現在の城は、第2回十字軍の遠征に参加したアルザス家のフランドル伯フィリップ・ダルザス(1168~1191年)が、1180年にシリアの要塞をまねて再建したもので、周囲に堀をめぐらせた堅固な中世の城のたたずまいを残している。内部は博物館になっていて、城の歴史に関する展示や中近世の武具が展示され、中世の拷問器具やギロチン台が置かれた拷問室や牢獄を見学することができる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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