ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フラーテス3世」の意味・わかりやすい解説
フラーテス3世
フラーテスさんせい
Phraates III
[没]前58/前57
古代イラン,アルサケス朝パルティア帝国の王 (在位前 70/69~58/7) 。サナトルケスの子。父のあとをうけて,同朝の安定の回復をなしとげた。前 66年,ローマの執政官ポンペイウスと同盟してアルメニアに侵入したが,やがてローマとの関係は悪化し,2人の実子に暗殺された。
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