フルベの聖戦(その他表記)Fulbe Jihad

山川 世界史小辞典 改訂新版 「フルベの聖戦」の解説

フルベの聖戦(フルベのせいせん)
Fulbe Jihad

西アフリカの牧畜民フルベイスラームを掲げ,18世紀にフータ・ジャロン,フータ・トロなど現ギニアセネガルの地域でジハードを行い,19世紀初めには現ナイジェリア北部のハウサランドウスマン・ダン・フォディオがジハードを行った。同地域は19世紀をとおして彼の弟,息子によって支配された。さらに,19世紀後半にはセネガルのトゥクロール人(フルベと近縁),ハジ・ウマールはセネガルからマリソコトへとジハードを行った。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android