現代外国人名録2016 「フロランスドゥレ」の解説
フロランス ドゥレ
Florence Delay
- 職業・肩書
- 作家,比較文学者,元女優
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1941年3月19日
- 出生地
- パリ
- 学歴
- ソルボンヌ大学
- 資格
- アカデミー・フランセーズ会員〔2000年〕
- 勲章褒章
- レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章, メリット国家勲章シュバリエ章
- 受賞
- フェミナ賞〔1983年〕「リッチ&ライト」,フランソワ・モーリアック賞〔1990年〕「エチェメンディ」,パリ市小説大賞〔1999年〕,アカデミー・フランセーズ・エッセイ賞〔1999年〕「Dit Nerval」
- 経歴
- ロベール・ブレッソンの映画「ジャンヌ・ダルク裁判」(1962年)で主役を演じたのち、スペイン語の教授資格を獲得。’72年〜2000年パリ第3大学で比較文学を講じる。これと並行して、ヴィラール、ウィルソン、ヴィテーズなどと一緒に演劇の仕事に関係。1973年「真夜中の遊び」で小説家としてデビュー。「リッチ&ライト」(’83年)でフェミナ賞を、「エチェメンディ」(’90年)でフランソワ・モーリアック賞を、’99年パリ市小説大賞を受賞。同年のネルヴァル論でアカデミー・フランセーズ・エッセイ賞を受賞。スペイン文学の造詣が深く、ベルガミン、ロルカなどを仏訳、ジャン・エシュノーズ、ジャック・ルーポーなどとともに聖書の翻訳を手がけ、話題を呼ぶ。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報