ふんどし

百科事典マイペディア 「ふんどし」の意味・わかりやすい解説

ふんどし(褌)【ふんどし】

男性の股間(こかん)をおおう布。下帯,犢鼻褌(たふさぎ)とも。六尺ふんどしは長さからの名称越中ふんどしは3尺の布にT字状に紐(ひも)を付ける。松平越中守や遊女越中の考案というのは俗説。もっこふんどしは越中をさらに簡略化し運搬具のもっこ形の布で股間をおおう。褌祝は9〜15歳ころの男子の成人を祝って,初めてふんどしをしめる儀礼ヘコ祝ともいう。

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世界大百科事典(旧版)内のふんどしの言及

【アワビ(鮑)】より

… 雌雄異体であるが外部生殖器はないので外観的には区別できない。軟体の巻きの先端部(ふんどし,またはつのわたといわれる部分)に生殖腺があり,これが黄白色なのが雄,緑色なのが雌である。産卵期は水温20℃内外のときで,北海道では8~9月,岩手県で10~11月,房総半島で11~12月。…

【サザエ(栄螺)】より

…雌雄異体。生殖腺はふんどし(褌)とも呼ばれ,軟体の巻いた先端部にあり,雄は白色,雌は緑色をしている。5~8月に雌は直径0.2mm強の緑色の卵を水中に産み,雄が放精し,水中で受精する。…

※「ふんどし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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