ふん掴(読み)ふんづかまる

精選版 日本国語大辞典 「ふん掴」の意味・読み・例文・類語

ふん‐づかま・る【ふん掴】

〘自ラ五(四)〙 (「ふん」は接頭語) 「つかまる(掴)」を強めていう語。
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉一〇「見つかッてふん掴(ヅカ)まッた上に」

ふん‐づかま・える ‥づかまへる【ふん掴】

〘他ア下一(ハ下一)〙 (「ふん」は接頭語) 「つかまえる(掴)」を強めていう語。ぐっとつかまえる。
※西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉初「ふんづかめへてはなしなさんな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android