ブライトホルン山(読み)ぶらいとほるんさん(その他表記)Breithorn

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブライトホルン山」の意味・わかりやすい解説

ブライトホルン山
ぶらいとほるんさん
Breithorn

スイス・イタリア国境、アルプス中部、ワリス・アルプスの高峰。4165メートルの主峰と、中央峰(4160メートル)、東峰(4141メートル)の3峰よりなる。北面は荒々しい氷壁だが、南面のイタリア側は緩やかな斜面になっている。1813年イギリスのH・メイナードらにより初登頂された。山名は「幅が広い山」の意味で、ベルナー・オーバーラントパミール高原にも同名の山がある。

[徳久球雄]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android