ブラジルの政治危機

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ブラジルの政治危機

2013年6月、サンパウロの公共交通機関の運賃値上げを機に抗議デモが発生、14年のサッカー・ワールドカップ(W杯)開催に反対するデモに発展した。並行して国営石油会社ペトロブラスを巡る汚職事件の捜査が進展し、ルラ前大統領ら与党関係者も捜査対象に。ブラジル経済も低迷し、ルセフ大統領への不満が強まり、辞任を求める大規模デモが起きるようになった。ルセフ氏は、国家会計を粉飾するため年金給付などを国営銀行に肩代わりさせたとして弾劾請求され、下院は16年4月17日に弾劾手続きを承認した。(リオデジャネイロ共同)

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