ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブラフマギリ遺跡」の意味・わかりやすい解説 ブラフマギリ遺跡ブラフマギリいせきBrahmagiri インド南部,カルナータカ州北部にある遺跡。 1947年に M.ホイーラーが調査し,集落と墳墓群があり,3つの文化層が存在することが認められた。1層は前2世紀頃までで,磨製石斧,細石器が豊富で少量の銅を伴う。2層はその後1世紀なかば頃までで,鉄器と赤色黒縁土器が代表的な遺物。ストーンサークルに囲まれた巨石墓多数が調査された。3層はその後3世紀頃までのアーンドラ文化の層である。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by