最新 地学事典 の解説
ブラント・バイサラしんどうすう
ブラント・バイサラ振動数
Brunt-Vaisala frequency Brunt-Väisälä frequency
水蒸気の凝結を考えない場合,大気は通常安定成層をしており,上空にいくほど温位が高くなる。この中で空気塊を断熱的に上空に持ち上げると周囲の空気より低温位となり下向きに浮力を受け,下方に移動させると周囲より高温位で上向きの浮力を受けるという復元力が働き上下方向の振動をする。この振動をブラント・バイサラ振動,その角振動数をブラント・バイサラ振動数といい,大気では10−2/s程度の値をとり,数分の周期で振動をすることになる。
執筆者:伊賀 啓太
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

