ブリンダーバン(その他表記)Vrindāvan

改訂新版 世界大百科事典 「ブリンダーバン」の意味・わかりやすい解説

ブリンダーバン
Vrindāvan

インド北部,ウッタル・プラデーシュ州西端にあるヒンドゥー教の聖地。首都デリーの南約130kmの国道3号線に沿い,ヤムナー(ジャムナー)川の右岸に位置する。人口3万7000(1981)。ヒンドゥー教の三大神のうち,守護神ビシュヌの第8番目の化身とされるクリシュナ神がこの地に現れ,数々の徳を施したとされる説話で有名である。町には数えきれないほど多くの大小の寺院が建立されている。なかでも最大の寺院は,ゴビンド・デオで,16世紀末にアクバル帝がヒンドゥー教の栄光を祈って建立したとされる。また,ニクンジャ・バンと呼ばれる壁で囲まれた公園は,クリシュナ神が信者の前に現れた場所と信じられている。
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