ブンゼナイト(読み)ぶんぜないと

最新 地学事典 「ブンゼナイト」の解説

ブンゼナイト

bunsenite

化学組成NiOの鉱物。立方晶系,空間群Fm3m, 格子定数a0.4177nm, 単位格子中4分子含む。八面体結晶,しばしば六面体や十二面体の結晶面が加わる。暗黄緑色,透明ガラス光沢,条痕褐黒色。劈開未決定。硬度5.5, 比重6.8。薄片では黄緑色,屈折率n2.23, 光学的等方性。ペリクレース族。ドイツ,Johanngeorgenstadtのニッケル・ウラン鉱脈の酸化帯や,オーストラリア,Kambaldaのニッケル鉱床の酸化帯にコバルトやニッケルの砒化物などに伴う。名称はドイツの化学者R.W.Bunsen(1811~99)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松原

世界大百科事典(旧版)内のブンゼナイトの言及

【酸化ニッケル】より


[酸化ニッケル(II)]
 化学式NiO。天然にブンゼナイトとして産する。硝酸ニッケル(II)を900~1000℃に加熱すると得られる。…

※「ブンゼナイト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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